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スタンドアップ/2005年/米　★★★★★
実話だというのと、可愛いシャーリーズ・セロンが主役だというのとで、興味をそそられ観ました。大正解！★5つ！ですね。
セクハラ問題だけではなく、いろんな問題も絡み合い、なんとも言えず大号泣でしたよ。
あれってセクハラでもあるけど、いじめでもありますよね。悪質な大人のいじめ。後半で主役ジョージーの父親が立ち上がった時、もう嬉しくて嬉しくて。拍手！
「自分の娘が同じ事をされたらどう思う！」そう。その通り！

昔、私が勤めていた会社でも、フツーにお尻をペロ〜ンて触ったり、階段でスカートの中をあからさまに覗いたり。いい大人がナニやってんだ？ってヒトいましたね。頭にきて上司などに本人を目の前にして、やめるよう訴えましたが、特に問題にもならず。
あのセクハラおやじにも家庭はあり、息子も娘も嫁もいるでしょうに。何を考えてんだか…。病気なんでしょうね。
しばらくしてそのおやじの妻が同じ職場で臨時職員として働くようになり、そういった事もおさまったようだけど、自分の娘が同じ事をされたらどうなのよ？妻だったらどうなのよ？って思いますね。

で、「スタンドアップ」の話に戻りますが、ジョージーの母親の母親らしい愛と、父親の大きな愛。それでもってジョージー自身の子供達に対する愛が、もうね、ほんと、たまらなくブラボーなんですよ。プラス、友人のグローリー（フランシス・マクドーマンド）が、それでなくても大変な病気の最中、立ち上がっちゃうんですからモー。号泣。
今年、まだ1個目の映画だけど、大当たり！今年は社会派でいこう！